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名物グルメも食べれるし軽めのハイキングコースもあるから、ゆっくり散策するにはおすすめ!
茨城県「袋田の滝」は、和歌山県「那智の滝」、栃木県「華厳の滝」に並ぶ『日本三名瀑(にほんさんめいばく)』のひとつです。
今回の記事は、旅好きブログ管理人が「袋田の滝」の観光ルートや見どころ、アクセスについて紹介します。
以下の項目に当てはまる人はぜひ最後までお読みください。
こんな方におすすめ
- 袋田の滝に行ってみたい
- 茨城へドライブ観光を考えている
- 袋田の滝の魅力やアクセス方法について情報収集している
本記事を読めば、以下のようなことがわかります。
この記事でわかること
- 袋田の滝の見どころや、魅力ポイント
- 袋田の滝の観光ルート
- 袋田の滝への交通手段別アクセス方法
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【魅力を紹介】袋田の滝の見どころとは?
『袋田の滝』は日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」に並ぶ「日本三名瀑」のひとつ。
全長120m・最大幅73mの規模を誇り、4段の大岩壁を流れ落ちることから、その滝は別名「四度(よど)の滝」とも言われています。
春夏秋冬で移り行く景観を楽しめるのも魅力で、特に紅葉シーズンの秋と「氷瀑」が見られる冬が人気です。
「氷瀑」とは、冬の厳しい寒さで滝が氷結する現象のこと。気温上昇により袋田の滝すべてが凍結する「完全凍結」は滅多に見られず、その貴重な現象を見ようと毎年注目を集めています。
展望スポットは複数個所あり、袋田の滝の移ろう姿が見られるのも魅力です。
「袋田の滝は、四季に一度ずつ来てみなければ真の趣は味わえない」という西行法師の言葉が現世にも語り継がれています。
滝は観瀑トンネルからつながる展望台から眺望しますが、トンネルを抜けた先の散策路を歩くのもまた一興。
周囲の自然を目一杯感じながらさまざまな表情を見せてくれる壮大な滝の景観に心を奪われることでしょう。
引用元:大子町公式ホームページ
平成27年10月には、袋田の滝が恋人の聖地に選定されました。
展望デッキには、恋人の聖地を象徴するハート型のモニュメントも立てられ、カップルたちのパワースポットとしても知られています。
また、袋田の滝近くの川沿いには、旅館や飲食店、お土産店などが立ち並び、地元ならではの名物グルメが食べられるのも魅力のひとつです。
袋田の滝 | |
---|---|
所在地 | 〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3−19 |
営業時間 | 9:00~17:00(12月~4月) 8:00~18:00(5月~10月) 8:00~17:00(11月) |
休業日 | 年中無休 |
【アクセス方法の解説】袋田の滝は電車で行ける?
袋田の滝は、福島県との県境の地域、茨城県北部の「大子町」にあります。
茨城県の中心部や人気観光エリアからは少し外れた場所に位置しているので、訪れるなら車利用がおすすめです。
とはいえ電車でも行けないことはないので、観光を検討しているなら行き方については事前にチェックしておきましょう。
アクセス方法は以下にまとめています。
公共交通機関(電車・バス・タクシー)を利用する場合のアクセス
公共交通機関を利用した主なアクセス方法は以下にまとめています。
袋田の滝 公共交通機関利用のアクセス方法
- JR水郡線「袋田駅」よりバス約10分→「滝本」下車徒歩約10分
- JR水郡線「常陸大子駅」よりバス約15分→「滝本」下車徒歩約10分
- JR水郡線「袋田駅」よりタクシー約10分
- JR水郡線「袋田駅」より徒歩約40分
電車での最寄り駅はJR水郡線「袋田駅」で、JR常磐線水戸駅から乗り換えてさらに茨城の地を北上したところに位置します。
下車後は目的地近くのバス停「滝本」まで行くバスに乗車。
路線バスでは、袋田駅から最寄りの滝本駅まで約10分。(片道大人210円・子ども110円)
また、常陸大子駅からの路線バスもあり、滝本駅まで約15分で行けます。(片道大人340円・子ども170円)
500円支払えば、すべての区間で路線バスが1日乗り放題の「袋田・大子周遊フリーきっぷ」が利用可能です。
袋田の滝に行く道中でふらっと途中下車する予定ならお得にお出かけができます♪
ただし1日あたりのバスの本数は少ないため、徒歩またはタクシー利用も検討しておくのが吉です。
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車(自家用車・レンタカー)を利用する場合のアクセス
次に、車を利用した場合のアクセス方法です。
袋田の滝 車利用のアクセス方法
- 常磐自動車道「那珂IC」より国道118号線を北上し約1時間
- 東北自動車道「宇都宮IC」より国道293号線、461号線を経由して約1時間30分
- 東北自動車道「矢吹IC」より国道118号線を南下し約1時間20分
- 茨城空港より約1時間50分
袋田の滝周辺には複数の駐車場もあります。
袋田の滝 駐車場情報
- 町営無料第一駐車場:50台(滝まで約1.2㎞)
- 町営無料第二駐車場:220台(滝まで約1.4㎞)
- 民間有料駐車場:約700台
公営駐車場は無料ですが、バス停からさらに手前のトンネル入口から少し離れたところにあります。
民間有料駐車場であれば、300円~500円で滝の入口近くに停車できるので便利です。
袋田の滝と各駐車場の位置関係は以下のマップをご覧ください。
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いざ観光!ドライブで袋田の滝へ
今回は茨城県日帰り旅として袋田の滝を訪れたわけですが、観光するなら午前中がおすすめです。
理由は以下のとおりです。
袋田の滝を午前中に観光すべき理由
- 冬は、気温が低い朝方のほうが滝の凍結を見れる可能性が高い
- 紅葉時期などの繁忙期は駐車場が混雑する
- 奥久慈名物のアップルパイが数量限定のため、早いタイミングで売り切れる
午前中の観光がおすすめな主な理由には季節性が関係していますが、その場その時でしか見られない貴重な瞬間に立ち合いたいものですよね。
特に氷瀑は冬の中でも寒い時期にしか見られないので、大変貴重です。
そして紅葉の季節は特に観光客が集まりやすい人気の時期。
早め行動が観光をよりスムーズかつ楽しい時間にしてくれます。
また余談ですが、袋田の滝付近の山道は日が暮れるとかなり暗いです。
夜は一部マニアからは心霊スポットとしても噂されているので、明るいうちに帰れるように段取りしておくのが良いでしょう。
そして忘れてはいけないのが、名物グルメ。
せっかく訪れたからには奥久慈名物「豊年万作」のアップルパイを買わずして帰れません。
「名物」というだけあって、その味はかなり絶品です。
今回の旅は限られた時間の中での観光でしたが、袋田の滝を含むその周辺の自然と食を楽しんだ大満足旅となりました。
以下からは、袋田の滝の観光ルート紹介です。
袋田の滝で氷瀑を見る
袋田の滝の観光所要時間はゆったりペースでの散策で約1時間30分ほどでした。
ただし、途中にある展望階段(往復40分)も散策したり、店内で食事をすると2~3時間かかることが予想されます。
そこまで険しい山道ではないので、普段着慣れているような動きやすい服装がおすすめです。
水戸駅から約1時間30分かけて目的地到着です。
袋田の滝まで徒歩約10分のところに1日300円の「いちばん安い」駐車場を発見し、駐車。
受付の人に先払いで清算します。
バスも駐車しているので、ここは袋田の滝トンネル入り口に近い駐車場のようです。
※さらに400mほど離れたところに無料駐車場があります。
ここから散策スタートです!
路面店の「鮎の塩焼き」で散策前の腹ごしらえ
駐車場を出てすぐのところに飲食店や宿泊施設が立ち並んでいました。
ちょうど到着が12時半でお昼時だったので軽めの食事として鮎の塩焼きを購入。(450円/個)
香ばしい焼き魚の香りと絶妙な塩加減に食欲を掻き立てられました。
身も柔らかくてとてもおいしいです。
ここから食べ歩きをしつつ、約600m先の袋田の滝トンネル入り口を目指します。
目指すは「袋田の滝トンネル」入り口!
先ほど購入した鮎の塩焼きを頬張りながら、袋田の滝トンネル入り口を目指します。
歩いている途中にはお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいて、昔から親しまれている観光地の古き良き雰囲気でした。
道に沿ってゆっくり散策すること数分で入口前広場に到着。
「袋田の滝入口」と書かれた看板の誘導に従い進むと、高台が見えてきます。
画像では見切れていますが、左奥にある階段を登って滝入口を目指します。
階段を登ってすぐに現れました、滝の入口にあたる「袋田の滝トンネル」。
ここのトンネルを通行するには、トンネル手前の袋田観瀑施設事務所と書かれた建物の窓口で入場料(300円/人)の支払いが必要です。
料金(トンネル利用料):大人300円、子ども150円。
※15歳以上は大人料金となります。(中学生以下は子ども料金)
※30名以上の団体料金:大人250円、子ども100円。
料金の支払いを済ませ、いよいよ本命の目的地「袋田の滝」を目指します。
トンネルをくぐって、袋田の滝へ
トンネル内は左側通行で、道が少し狭くなっているので1列で歩いていきます。
順路が定められていて案内看板に沿って薄暗いトンネルを歩いていると奥側に外の光が差し込むのを発見。
たどり着いた先に見えたのがこちらでした。
目の前一帯に広がる壮大な滝。
トンネル奥にある展望フロアから見えるのは、4段から成る袋田の滝のちょうど上から3段目あたり。
最大幅73mの迫力をひしひしと感じ、圧巻の景色を前に思わず息を呑んでしまいます。
完全凍結とはいきませんでしたが、半凍結状態で滝表面が凍って内側で水が流れている様子が見れました。
(2023年1月下旬)
次に順路を辿った先に待ち構えているのはエレベーター。
このエレベーターに乗るとさらに高い地点で袋田の滝を眺望できる展望フロアに行けます。
エレベーターを降りて左手すぐの階段を登ると見えてきました。
最初に見た滝とはまた別の姿をした袋田の滝!
先ほどよりも高い地点からの眺望なので、1段目、2段目も見えて、段構造がはっきりとわかります。
今回は全長120mの圧倒的長さを確かめることができました。
上流から流れ落ちる大量の水を時間を忘れてただただぼんやり眺め、本当に時間が止まったかのような癒し体験になりました。
周辺を散策するなら「吊橋」も注目スポット
トンネルを抜けて散策路に出ると、大きな吊橋を発見。
この吊橋も、袋田の滝を訪れた際にはチェックしておきたい名物スポットです。
橋に近づいてよく見ると以下のような注意書きが…。
- 大人数で同時に渡らないでください。
- 橋の途中で立ち止まらないでください。
- 橋を揺すらないでください。
極めつけには「スリップ注意」の看板も加えられていました。
見た目は結構頑丈そうな造りに見えますが、渡ってみると結構揺れます。
地面は凍り付いていなかったのでスリップの危険はありませんでした。
吊橋からは遠目から袋田の滝が見えました。
茨城の自然を感じながらのハイキングはとても気持ちよかったです。
吊橋を渡った先には山の上へと続く「袋田自然研究路入口」と書かれた長い階段を発見。
この階段を登りきるのに片道20分もかかるそうで、これはハードコースになる予感…。
今回は時間が限られていたので散策は断念しましたが、気になる方はぜひ現地でトライしてみてください。
ハイキングは終盤へ!「手作り団子」を食べて締めくくり
さらに歩き進めるとお土産屋と併設された「瀧見茶屋」がありました。
たくさん歩いた後はお茶菓子を食べながらここでゆっくり休憩できます。
名前のとおり、オープンテラスになっていて滝風景を眺めながら食事ができます。
お土産屋には、瀧見茶屋で造られた「ゆずみそ」や「梅干し」、奥久慈名物の「凍みこんにゃく」などの現地ならではの商品も取り扱われていました。
ここでしか買えない商品…とてもおいしそうです…。
元の場所へ戻ってきました。
最後は鮎の塩焼きを購入した路面店で「手作り団子」を購入。(350円/個)
このお団子、もっちりとした食感がたまらなくおいしいです。
香ばしい醤油味のソースも絡んでいて食欲が進み、1人1本軽々とイケてしまいます。
と言いつつも、1本でも結構ボリュームがあるので複数人でシェアするのもおすすめです!
袋田の滝に来たら「豊年万作」のアップルパイを買うべし
袋田の滝を訪れた際には必ずチェックしておくべきお土産グルメがあります。
それが宿泊施設「滝味の宿 豊年万作」のオリジナル商品「奥久慈りんごのアップルパイ」です。
樹上完熟の地元産「奥久慈りんご」を使い、女将考案のレシピで作るアップルパイ。
豊年万作公式サイト
甘みと酸味をさくさくのパイに閉じ込めたリピーター続出の自慢の一品です。
りんごの産地でもある大子町で獲れた完熟りんごを贅沢に使用し、たっぷりのバターで焼き上げられた一品。
焼き立てを食べてほしいという女将の想いから数量限定で販売しています。
写真からも見てわかるように、これはかなりおいしそう…。
1パック1,000円ということで、手土産としてはお財布に優しいお値段。
名物グルメをゲットするべく、宿泊施設「滝味の宿 豊年万作」へと向かいました。
アップルパイ売り場は宿泊施設「万年豊作」敷地内端の車道近くにありました。
私が駆けつけた昼過ぎには5~6組のグループが並んでいて、その行列からも人気グルメだということが伺えます。
途中アップルパイの在庫が無くなり、ヒヤッとしましたが追加で焼いていたアップルパイが補充されひと安心。
焼いている間の待ち時間も含めると15分前後並びました。
そして戦利品はこちら!
1枚の四角いアップルパイが4つに切られてパック詰めされています。
肝心な食味はというと、パイ生地は1日置いてもサクサクで、優しい甘みのりんごがごろっと入って程よい歯ごたえとトロッと感を楽しめました。
バターを贅沢に使用して焼き上げているそうですが、その風味もアップルパイのおいしさを助長してくれています。
本当に1,000円だったのかと疑ってしまうほどのおいしさで、ぜひまた焼き立てを食べたいと思いました。
豊年満作宿泊客であれば予約購入もでき、並ばずにこのアップルパイが食べられます。
1泊以上の旅程を検討しているならぜひ焼き立てを食べてもらいたいです。
楽天トラベル
\滝味の宿 豊年万作を/
まとめ
袋田の滝の見どころ・魅力と観光ルート、そしてアクセス方法について紹介しました。
展望場所によってさまざまに姿を変える滝、周辺の散策路、そしてグルメ、すべてひっくるめて茨城の自然をじっくりと楽しめるスポットでした。
最後にもう一度本記事の内容をまとめます。
ポイント
袋田の滝へ観光に行くなら、午前行動をしましょう。
午前行動がおすすめの理由
- 冬に見られる氷瀑は朝の早い時間のほうが見られる確率が高い
- 繁忙期は特に駐車場が混みやすい
- 名物のアップルパイが早くに売り切れてしまう
アクセス方法は車がおすすめですが、車が出せない場合は電車+タクシーの利用が便利です。
滞在時間は1時間半~2時間半を見込んでおくと、じっくり満喫できますよ。
素敵な袋田の滝観光をお楽しみくださいね♪
それではあなたも良い旅を~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応援よろしくお願いします!
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