「旅行で島根県に行くならサンライズ出雲に乗れるときじゃなければ意味がない」
そんな尖った思想を持った私が、
ついに…島根への旅行が決まり…
…
寝台列車サンライズ出雲に乗りました!!!
しかも…
サンライズツイン席ゲットォォォ!!!
…
ありがとうございます。
結論、憧れの寝台列車ということもあり本当に特別な一夜になったわけなのですが。
今回の記事では、その体験談をまとめます。
ちなみに、サンライズツイン席の切符購入の攻略法は以下の記事でまとめていますので良ければどうぞ。
サンライズ瀬戸・出雲 サンライズツインの予約攻略法|競争率が高い人気席を取るには?
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出発前の準備とチケット受け取り

出発日は金曜夜。
競争率の高さも覚悟の上、予約困難と言われる「サンライズツイン席」に挑みました。
一番のハードルは誰もが直面するであろう、10時打ち。
「何時間前から並べばええんや!無理ゲーすぎる!!( ゚Д゚)」
心境としてはこんな感じですが、数少ない枠を勝ち取るためならそんなことも言ってられず。
何事も事前調査が大事ということで、駅員さんにヒアリングして以下の情報をゲットしました。
購入成功の決め手となった事前情報
- 自分が行こうとしている窓口は10時打ち対応可(この確認,、意外と重要)
- 1時間半前くらいにはいつも窓口前に並んでいる人がいる(こればかりは駅による)
- 並んでいると駅員さんが来てくれて切符購入の申込書を渡してくれる(記入して10時前に渡す)
※3つ目も窓口によるかも。
とりあえず前日までに、当日自分がどのような手順を踏めばいいのかを確認するのが一番早い!
ネットの情報も大事だけど、自分から詳しい人(=駅員さん)に直接聞くのが適格!
私はそう思いましたね。
ここまでが当日までの話。
いざ10時打ち!
ここからが切符を購入する当日の話。
私が購入場所に決めた駅には1時間半前頃から並ぶ人がいるとのことだったので、8時半に駅到着を目指し支度をしました。
…
…15分遅れで到着!!!
のんびり準備しすぎました、8時45分到着。
私は絶望しました。
なぜかって…?
1人先客がいたからです!!!!( ゚Д゚)
…終わったと思いましたね。
このまま諦めるのも悔しいのでとりあえず10時まで並ぶことを決心。
待ち時間は本を読みながら待機です。(何か時間をつぶせる何かを用意しておくのおすすめです)
申込書の記入を終え、半分絶望している私に希望の光が…。
「窓口2個あるので、2番目のお客様はこちらの窓口で対応しますね。」
…
…
神光臨!!!!!!( ;∀;)
…
なんと、2着目だった私に10時打ちの権利が回ってきたのです。
10時の5分前、9時55分頃。
ベテラン風な駅員さんに呼ばれ、窓口カウンターに立つ。
「10時打ちですね。申込書内容の入力は完了しているので、10時00分00秒になったらこのボタンを押すだけです。」
…
うお~~~~
ついにこの時が来た!
現場に緊張が走る!心臓バクバク!
無言の空間息が詰まる!!
…
ポーン(10時の合図音w)
!!!!
10時00分00秒の合図とともにシステムボタンが押された音が鳴り、駅員さんから一言。
「はい、取れました。」
…
私は何が起きたのか一瞬のことすぎてわかっておらず、間抜けにも「何がですか…?」と応えることしかできず。
(「いや大袈裟な」と思うかもしれませんが、本当に10時打ちの緊張感ヤバいから!)
「サンライズツイン取れましたよ」
歓喜!歓喜!歓喜!喜びの舞!(心境)
「ありがとうございます。緊張感すごいですね。」
脳内お祭り騒ぎが表に出ないように、なんとか平静を保ち絞り出した一言がコレ。爆
「はい、でも慣れましたね~」
そんな私とは対照的に、冷静な駅員さん。爆
とてもありがてぇ…(´;ω;`)
次サンライズ乗るときのチケット購入も同じ駅を使うことを誓いました。

ということで…
サンライズツイン個室ゲット~~~~~~~~!!!
ちなみに10時打ちと同時にJR西日本ネット予約「e5489」での予約もスタンバイしていましたが、いざ現場にいると全くそれどころではなく、何の意味も成しませんでした。
二兎追って一兎も得られないなら、最初から一兎を狙うのが良さそうです。
車内レポート(サンライズツイン編)

乗車当日。
念願の寝台列車サンライズが目の前に…!
ついに山陰旅が始まるッ( ˘ω˘ )

車内は木目調の落ち着いた雰囲気。
通路はかなり狭く、1週間以上の旅だったためスーツケースがギリギリ通るかといった状況でした。
荷物は小さくコンパクトにまとめたほうが良いです。
そして個室に到着…!

わぁぁぁぁ✨
まるで秘密基地のような空間。
造りは簡易的だけれど、暖色系のライトで温かみが感じられる…!
窓が大きいから、そこまで閉鎖感もなし!
ここで寝泊まりしたら出雲まで移動しているなんて、ロマンがありすぎる!!


ずっと乗ってみたかった電車ということもあり、テンション爆上がりの一夜でした(笑)
以下、機能性の感想です♪
収納性
- 狭い空間なので、大きい荷物の持ち込みは窮屈
- 各ベッドの頭上に1個ハンガーがあり、上着がすっきり収まる
- 各ベッドの頭上に小さな荷物が置けるスペースあり。
居心地
- 秘密基地のような空間で、ベッドの上が生活空間というイメージ
- 綺麗で清潔感がある
- シェード付きの窓で、プライバシーも守られる
- ベッドの足元にテーブルが付いていて、小物を置くにはちょうど良い
- 窓のところにも小さい台があって飲み物などの小物が置ける
寝心地
- ベッドは1人が横たわるには十分な広さ
- 小さめの枕、パジャマ、薄手のブランケットが用意されている
- 電車の揺れと騒音で、神経質な人は寝付けないかも
私は「あとは寝るだけ!」の状態で乗車したので、車掌さんのチケットチェックが終わった後はパジャマに着替えてすぐに寝る体勢に入りましたが、乗車前にお酒やおつまみを買って景色を見ながら晩酌を楽しむのも夜行列車の醍醐味です。
夜行列車でしか見られない景色とも出会えるので、ぜひサンライズに乗って楽しんでもらえたらと思います!
車内での過ごし方

車内にはラウンジコーナーもありますが、共用スペースということもあって夜も朝も混んでいるので個人的には微妙でした。
個人的には、個室でゆっくり過ごすのが結局ベストな過ごし方なのかなという結論に。
何時かは忘れましたが、朝目覚めて位置情報を確認すると、姫路を走っていました。
朝焼けが綺麗で、普段の電車からは見られない光景が広がっていたことを覚えています。
移動しながら朝を迎えるのは何となく不思議な感覚でした…!


朝の爽やかな景色を眺めながら、前日のうちに買っておいた朝食を食べる贅沢な時間。
最高でございました…♡
この時の目的地は出雲で、10時到着だったので朝もゆっくり個室で過ごすことができました。
夜よりも朝のほうが車窓からの景色が楽しめるので、個人的には朝目覚めてからの時間が贅沢気分を味わえました!
サンライズの「切り離し」
岡山駅に到着すると、高松行きの「サンライズ瀬戸」と出雲行きの「サンライズ出雲」の「切り離し」を見ることができます。
6時半頃に岡山駅に到着して、繋がっていた「サンライズ瀬戸・出雲」の約4分間の切り離し作業が見どころです!
ぜひご覧あれ!
目的地(出雲)到着!旅の余韻

約12時間の移動とはいえ、楽しい時間はあっという間。
午前10時、島根県の出雲市駅に到着です!
ここからが旅の始まりですが、初っ端から余韻ありまくりの感動体験でした。
頑張って10時打ちして良かったーーー!
というのが率直な感想。
ちなみに、島根県は実は素敵な観光スポットもたくさんあって、到着後も旅の楽しみは続きますよ♪
乗って終わりではない夜行列車の旅。
次はサンライズ瀬戸に乗って香川県を旅したいです♪
サンライズ乗車を考えている方へ

さて、個人的には大大大満足のサンライズの旅でしたが、少し注意点もあるので念のため共有です!
「サンライズ瀬戸・出雲」注意点
- 電車なので夜も揺れや騒音があります。
- 通路も部屋もかなり狭いので、大きな荷物の持ち込みに気を付けて
- シャワールームはあるものの、自宅でお風呂に入っておくほうが断然ラク!
- 社内で食べる食事と飲み物は先に購入しておいて!
以上、サンライズ出雲の予約~乗車レポでした!
注意点やお役立ち情報も散りばめた内容でまとめたので、あなたの乗車の参考になれば嬉しいです!
私がどうやってこの切符を取ったかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
それでは、あなたの鉄道旅が素敵なものになりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

応援よろしくお願いします!

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