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滋賀の小京都「近江八幡」を混雑を避けて1日ゆったり周れる観光モデルコースを紹介します。
「水郷巡り」と呼ばれる約80分間の小舟観光が名物の滋賀県近江八幡。
「滋賀の小京都」とも呼ばれ、その街並みは江戸時代からタイムスリップしたかのような昔ながらの風景が見どころです。
今回は日帰り観光モデルコースとして、近江八幡の魅力を詰め込みました。
この記事は、以下にあてはまる人はぜひお読みください。
こんな方におすすめ
- 近江八幡の王道観光スポットを知りたい
- 混雑を避けながら近江八幡を1日かけて周りたい
- 車が無くても楽しめるコースを楽しみたい
\近江八幡のホテルを/
近江八幡の1日観光モデルコースの旅程紹介
滋賀県近江八幡を1日ゆったり周れる観光モデルコースをまとめました。
できるだけ混雑を避けて楽しむコツも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
- 【8:40】バスに乗車!
- 近江八幡駅からの移動時間約20分弱
- 【9:00】水郷めぐりでのんびり小舟観光
- 乗船時間は約80分
- 小舟乗り場からラコリーナまで徒歩約11分
- 【10:30】ラ コリーナ到着!施設見学
- 食べ歩き・お土産購入・カフェでのイートインが楽しめます。
- ラ コリーナから水郷巡り小舟乗り場までは徒歩約15分(バスなら約5分ほど)
- 【12:30】八幡堀到着
- 【12:30】千成亭到着
- お昼時は混んでいることが多いので、名簿に氏名・電話番号を記入
- 【12:30】八幡堀街散策
- 【13:10】日牟禮八幡宮参拝
- 八幡堀にあるので見つけたらセットで参拝すると良いですよ!
- 【13:30】千成亭近江牛ランチ
- 【14:15】八幡山ロープウェーで八幡山登頂
- 八幡山ハイキング、村雲瑞龍寺参拝も含め約1時間
- 【15:20】観光終了!バスで近江八幡駅へ
※モデルコースとして一部の行程を実際のものから調整しています。
バスに乗車!
8:40
近江八幡の観光中心部は近江八幡駅からはバスで15分ほどのロケーションに位置します。
私は近江八幡駅から徒歩7分ほど離れたホテルに宿泊していたため、近江八幡駅から1駅先のバス停からバスに乗車。
まずは「水郷めぐり」をするので、近江鉄道バス長命寺行きのバスで「豊年橋和船のりば口駅」へ向かいましょう。
近江八幡駅からは北口6番線から出ています。
水郷めぐりでのんびり小舟観光
09:00
まず最初に訪れたのは、近江八幡の伝統文化でもある水郷めぐり。
バス駅「豊年橋和船のりば口」を降りるとすぐに「元祖水郷めぐり舟のりば」の看板が見えてきます。
近江八幡にはいくつか小舟観光ができる場所はありますが、ここは古くから伝わる手漕ぎ手法の水郷めぐりを体験できるんです。
船頭さんは近江八幡で生まれ育った地元の方が多く、船上で地元ならではの話を聞けたり、会話を楽しめるのも“元祖”水郷めぐりの醍醐味です。
到着したら、かやぶき屋根の事務所で料金の支払いを済ませましょう。
一般の舟は6人乗りなので、定員そろったら出発となります。
通常は10時からの運行ですが、この日は3連休のなか日だったこともあり早めに出発しました。
水郷めぐりは約80分間。
道路を渡った先にトイレがあるので、出発前に必ず済ませておいてくださいね!
(船頭さんも呼びかけてくれます!)
季節によっても見える景色がガラッと変わるのも、楽しめるポイントです。
秋は秋桜(コスモス)や彼岸花が美しく咲いていました。
「コスモス」と言ったら船頭さんに「秋桜」と訂正されたよ!笑
時期としては、桜が美しく咲く春がおすすめとのことでした。
船頭さんは川辺の生き物についての知識も豊富。
画像の白い鳥は「サギ」だということも教えてくれました。
滋賀県の県鳥「カイツブリ」にも出会えましたよ!
カイツブリは潜るのが得意な鳥で、写真を撮るより先に川に潜ってしまいました…。小さくて可愛い鳥でした!
近江八幡の土地や歴史についても船頭さんは教えてくれます。
周囲には織田信長によって建てられた安土城のあった安土山、豊臣秀次によって建てられた八幡山城のあった八幡山、滋賀県で最も標高の高い伊吹山など、滋賀県の美しい自然風景も堪能することができました。
船頭さんの巧みな話術で、近江八幡にまつわるエピソードが聞けたり一緒に会話を楽しみながら、のんびりとした80分間を過ごせました。
元祖近江八幡水郷めぐり | ||
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所在地 | 〒523-0806 滋賀県近江八幡市北之庄町880 | |
電話番号 | 0748-32-2564 | |
営業時間 | ・10:00~/15:00~(1日2回)※繁忙期は臨時便有り | |
就航時間 | ・4月1日~11月30日 毎日 ・貸切船は期間中無休 ※冬期運休(12月中旬~2月末) | |
料金 | ・大人 2,400円(税込) ・小人 1,200円(税込) ・団体で希望の方は公式サイトをご確認ください。 | |
駐車場 | 数台駐車可能 満車の場合は近辺のパーキングをご利用ください。 | |
アクセス | ・近江八幡駅から近江鉄道バス【豊年橋和船のりば口】下車後、徒歩約1分 ・名神高速道路八日市IC・竜王ICより車で約40分 |
ラ コリーナ到着!施設見学
10:40
「近江八幡 ラ コリーナ」は、滋賀県を代表する洋菓子ブランド「CLUB HARIE(クラブハリエ)」と和菓子ブランド「たねや」を手掛ける「たねやグループ」のフラッグシップ店。
地元の人も「ラ コリーナはものすごく混む!」と言うほど、近江八幡近辺では人気スポットです。
連休なか日のお昼前なので混んでいましたが、混雑を避けるなら午前の早い時間がおすすめとのこと。
近江八幡駅から8時40分頃のバスに乗車すると9時前に到着するので、オープン時間と同時に観光がスタートできますよ。
元祖水郷めぐり舟のりばがある場所からは徒歩約11分。
敷地に入ると、ジブリの世界に出てきそうな草屋根の建物がお出迎えしてくれます。
この草屋根の建物は「ラ コリーナ」のメインショップであり、1階では代表ブランドのたねや・クラブハリエのお菓子が取り揃えられています。
2階にはカフェも併設されていて、たねやの代表商品でもあるどら焼きをアレンジした、ここでしか食べられないスイーツが楽しめますよ!
2階のカフェフロアから撮影したメインショップの様子。
この写真は混んでいる時間帯(正午)に撮影したものなので、かなり多くの人で賑わっています。
クラブハリエのショップもレジ待ちの行列ができていますね。
クラブハリエの向かい側には、たねやのショップがあります。
たねやの扱う全商品がこの場所で購入できるんだとか。
鯛の形をしたお祝い用アップルパイ「めで鯛」のように、中には目を引くようなユニークなアイテムも見つかりますよ。
メインショップを通過した先には、ギフトショップやフードコート、スイーツショップが軒を連ねています。
ギフトショップ店内はレトロな装飾が施されていてとてもお洒落な雰囲気でした。
とにかくどこに行ってもスイーツが充実していて、何を食べるか本当に悩みます。
お腹をすかせた状態だとより一層楽しめますよ!
あなたのお気に入りのスイーツを探してみてくださいね。
人気エリアのバームファクトリーに来ました。
ここではクラブハリエの定番スイーツでもあるバームクーヘンのショップ、カフェはもちろん、工場も併設されていて、製造工程を間近で見ることができます。
カット前のずらっと並ぶバームクーヘンをガラス越しに見学することができました。
2階のカフェは焼き立てミニバームクーヘンが食べられるセットメニューが人気です。
1階でもお土産用の焼き立てバームクーヘンも販売されているので食べ歩きをしたい人はこちらもおすすめですよ♪
※1階で販売されている焼き立てバームクーヘンは温かい状態で売られているわけではありません。
定番バームクーヘンも同じフロアで販売されていました。
ミニサイズから特大サイズまで幅広い種類の商品が陳列されているので楽しくお買い物できますよ!
ただ、こちらもかなり会計待ちの列ができるので急ぎの人は要注意です。
※画像右の人混みは会計待ちの列です!
近江八幡ラ コリーナ | ||
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所在地 | 〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1 | |
電話番号 | 0748-33-6666 | |
営業時間 | ・9:00-18:00 ・10:00-17:00(フードコート) | |
休業日 | 元旦 | |
駐車場 | 無料(414台、大型20台) | |
アクセス | ・近江八幡駅から近江鉄道バス【北之庄 ラ コリーナ前】下車後、徒歩約10分 ・名神高速道路八日市IC・竜王ICより車で約40分 |
八幡堀到着
12:30
ラ コリーナからは徒歩約15分、バスなら約2分ほどで八幡堀の最寄り駅に着きます。
近江八幡ラコリーナ最寄り駅「北之庄 ラ コリーナ前」乗車~八幡堀最寄り駅「八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口」下車
今回昼食で行くお店「千成亭」は人気店なので、お昼時は並んでいることが多いです。
名簿に氏名・電話番号を書いておくと、順番が来たときに電話で呼び出してくれるので、それまで八幡堀の街散策で上手に時間を使えますよ。
八幡堀街散策
昼食の時間を待つ間に八幡堀の街散策をしました。
時代劇などさまざまなドラマの撮影地にもなっていて、有名どころだと実写版「るろうに剣心」やNHKの朝ドラ「あさが来た」の聖地としてファンの間でも有名です。
八幡堀は、安土桃山時代に八幡山城居城の城下町として栄え、江戸時代を全盛期に昭和初期まで街を発展させてきました。
白壁の立蔵や旧家が川に沿って軒を連ね、まるでその時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな世界観を体感できます。
旧家を改装したショップを見ながらぷらぷら歩いているとあっという間に時間が経ってしまいます。
周辺には”クラブハリエ“や”たねや“の店舗もあり、もしラコリーナに行けなくても八幡堀周辺で滋賀スイーツの購入もできますよ♪
八幡堀を訪れればきっと「滋賀の小京都」と呼ばれるのも納得な風情溢れる街並み風景を感じ取れます。
フォトジェニックな街散策を楽しんでみてくださいね。
日牟禮八幡宮参拝
13:10
八幡堀を歩いているときっとその途中で大きな鳥居が目の前に飛び込んでくることになります。
訪れたのは「日牟禮八幡宮」と呼ばれる、古くから近江商人から厚い信仰を集めてきた神社です。
子育てや商売繁盛のご利益があるとされています。
八幡堀の街散策でこんなに大きな鳥居を前にすると、その格式高さに圧倒されてしまいました。
近江八幡のシンボルともなる神社で、毎年3月に近江八幡の春の訪れを祝う左義長祭りがここで行われることもあり、滋賀県の観光資源としても有名です。
参道を歩いた先にある楼門をくぐり、境内が広がります。
目の先に見えるのは拝殿と呼ばれる建物で、階段を上がったその奥に本殿があります。
威風堂々とした佇まいとその神聖な空気感に心も清らかになる気さえしてくるスポットです。
拝殿に隠れていますが、本殿もかなり立派です。
ここでお参りをして、日牟禮八幡宮参拝は終了。
ちなみに日牟禮八幡宮も映画「るろうに剣心」の撮影スポットなので、ファンの方は要チェックですよ!
日牟禮八幡宮 | ||
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所在地 | 〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257 | |
電話番号 | 0748-32-3151 | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
休業日 | 無休 | |
駐車場 | 無料駐車場あり | |
アクセス | ・近江八幡駅から近江鉄道バス【八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口】下車後、徒歩約5分 ・名神高速道路竜王ICから12km/八日市ICより16㎞/彦根ICより26 km |
千成亭近江牛ランチ
13:30
八幡堀を散策している間に、千成亭へ案内してもらえる時間に。
予算は2,500円~5,000円でランチにしては少し値が張りますが、滋賀県の名物グルメ近江牛が食べられるということでこのお店を選びました。
注文したのは「すき鍋御膳」(2,420円)。
ランチではこちらが一番リーズナブルに近江牛が食べられるメニューでした。
すき鍋は加熱前の状態で提供されて目の前で煮込んでいくので牛肉に火が通るのを待ちます。
すき鍋には、滋賀県名物のあかこんにゃくも入っていました!
メインの近江牛はすき鍋の味が浸み込み、かつ牛肉そのものの旨味がたっぷり。
卵に絡めてごはんに乗せて食べれば、牛肉の旨味にまろやかな卵の味わいも重なり、どんどん箸が進みます。
千成亭の人気メニューの近江牛コロッケもいただきました。(1個130円)
しっとりホクホクなタネの中にミンチ近江牛の芳醇なおいしさが詰まった、サクサクの衣とともに味わうコロッケは絶品です。
食べ歩きグルメとして1個からテイクアウトもできるので、お試しあれ♪
千成亭の2階はレストランですが、1階にはお土産やチルド品の販売もあり、お土産購入のお客さんで賑わっています。
近江牛を使用した加工品だけでなく、近江牛の精肉なども扱われていて冷凍・冷蔵品は全国発送も可能です。
千成亭 | ||
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所在地 | 〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町12番地 | |
電話番号 | 0748-43-1129 | |
営業時間 | ・1F 10:00〜17:00 ・2F 11:00〜15:00 | |
休業日 | 火曜日 | |
駐車場 | 無し | |
アクセス | ・近江八幡駅から近江鉄道バス【八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口】下車後、徒歩約1分 |
八幡山ロープウェーで八幡山登頂
14:15
食後は八幡山ロープウェーに乗って、八幡山を歩きます。
雨が降ってきてしまいましたが、幸いなことに風がなかったのでロープウェーは通常運行でした。
八幡山の散策コースの案内を発見。
1周約30分のコースで、散策図の奥にある「村雲御所瑞龍寺」へと向かいます。
現在は豊臣秀次の菩薩寺の瑞龍寺が建てられていますが、ここにもともと八幡城があったのだそう。
ロープウェーは15分間隔で運行しています。
八幡山をロープウェーで登ると、さっそく二手の道に分かれています。
王道は琵琶湖が見渡せる「村雲瑞龍寺参道」の案内がある参拝順路に沿って歩く散策路。
参拝順路に沿って、目的地へ向かいます。
右画像「お願い地蔵尊」を経由して奥へと進んでいきます。
瑞龍寺の山門では、入山料100円を納めて通行します。
村雲瑞龍寺到着です。
お寺の中は無料で見学できます。
ちょうど山頂にあたる地点で、近江八幡の城下町や琵琶湖を望めます。
この日は雨だったので視界が悪く遠くまで見えなかったのが残念…。
ところどころでライトアップや花の装飾が施されていて、雨の中でもこうした心温まる空間に癒されました。
お寺で飼われている猫や亀にも出会えました。
茶色の猫と黒の猫の2匹、雨宿りをしていていました♪
人にも慣れている様子で、猫から人に近づいていく場面も。
とても可愛いです♪
ロープウェー待ち時間や乗車時間、山頂でゆっくり過ごした時間も含めて約1時間。
八幡山をロープウェーで下山しました。
ロープウェー公園前駅には滋賀県のお土産ショップや軽食売店もあるので、帰りに立ち寄ってみてください!
赤こんにゃくや、近江八幡名物のでっち羊羹もありました♪
八幡山ロープウェー | ||
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所在地 | 〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257 | |
電話番号 | 0748-32-0303 | |
営業時間 | 9:00~17:00(上り最終16:30) 15分間隔運行 | |
休業日 | 年中無休 | |
料金 | おとな : 片道500円、往復890円 こども : 片道250円、往復450円 ※おとな料金は12才以上、こども料金は6才以上12才未満 | |
駐車場 | 無料駐車場あり | |
アクセス | ・近江八幡駅から近江鉄道バス【八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口】下車後、徒歩約5分 ・名神高速道路竜王ICから12km/八日市ICより16㎞/彦根ICより26 km |
観光終了!バスで近江八幡駅へ
15:20
これにて近江八幡観光は終了です。
八幡堀から近江八幡駅まではバスが出ているので、「八幡堀(大杉町)八幡山ロープウェイ口」駅から乗車します。
余談ですが、ロープウェー駅からバス停に向かうまでの道で「鮒ずし」を販売しているお店があります。
鮒ずしは滋賀県の郷土料理でせっかく訪れたので食べてみようと思ったのですが、近くを通るだけでもかなりの異臭…。
食べたら意外とおいしい!とも言われているのですが…
現地で見つけたらぜひトライしてみてください!
まとめ
滋賀の小京都「近江八幡」の日帰り観光モデルコースのご紹介でした。
近江八幡は、水郷めぐりを中心に近江商人の繁栄と発展の拠点となった伝統を感じる観光資源も多い街です。
地元発信のおいしいスイーツを食べながら、ゆっくり時間が流れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの近江八幡観光計画のヒントになれれば嬉しいです♪
それでは、あなたの旅行がもっと楽しいものになりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応援よろしくお願いします!
\近江八幡のホテルを/