観光情報

【黒部ダムを楽しむ事前準備2選】アクセス方法と基本の服装を徹底解説

2023年1月7日

こちらの記事には広告を含みますが、内容は経験をもとに正直にお届けしております!ぜひ最後までお読みください♪

富山県にある「黒部ダム」に一度でもいいから行ってみたいんだよね~!
どゆこと兄さん
みーおり
日本一大きいダムというだけあって迫力満載のスポットだったよ!でもアクセスと服装には少々注意が必要かも…
注意が必要って!?
どゆこと兄さん
みーおり
注意点は記事で解説していくよ!!

黒部ダムは標高3,000m級の立山連峰の山々に囲まれた場所にあるため、アクセス方法と観光時の服装には注意しておく必要があります。

そこで今回の記事は、実際に黒部ダムを観光したブログ管理人が「黒部ダムへのアクセス方法と観光時の基本的な服装」について解説します。

以下の項目に当てはまる人はぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

  • 黒部ダム観光の予習をしたい
  • アクセス方法を知りたい
  • アクセスの意外な落とし穴を知っておきたい
  • どんな服装が良いか悩んでいる

黒部ダムはこんな場所にある!

黒部ダムは、長野県とのほぼ県境近くの富山県立山市、中部山岳国立公園内を横断する立山黒部アルペンルート内にあります

立山黒部アルペンルートとは、富山県の立山から長野県の大町へと北アルプスを貫くハイキングルートです。

ハイキングルートとは言っても、さまざまな乗り物を乗り継ぐことで移動できます。

標高3000m級の立山連峰の山々に囲まれ、目を奪われるような壮大な絶景が広がる素晴らしいロケーション。

黒部ダムを訪れた人は思わず息を飲むほどの素晴らしい絶景を堪能できます。

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表はスクロールできます⇔

黒部ダム
所在地富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話番号0261-22-0804(くろよん総合予約センター)
営業時間7:30~17:00(関電トンネル電気バス 黒部ダム行運行時間による)
休業日12月1日~4月14日
駐車場なし(車の乗り入れ不可)
【立山駅駐車場】約900台(混雑時は臨時約600台)駐車料金:無料
【扇沢駅駐車場】有料350台、無料210台
アクセス・扇沢駅から電気バスで約16分、黒部ダム駅から徒歩約5分
・立山駅から立山黒部アルペンルートにて2時間45分程度
料金黒部ダム見学無料 ※黒部ダムまでの交通費は別途必要
(扇沢-黒部ダム)
大人:片道1,570円、往復2,610円
小人:片道790円、往復1,310円

黒部ダムは富山県からは行けない!?行き方と注意点

黒部ダムへのアクセス方法について、結論としては2パターンの行き方があります。

扇沢駅(長野県大町市)からバスで移動

立山駅(富山県立山市)から乗り物を乗り継いで移動

これだけ見ると黒部ダムが富山県にあることを知っている人は、こう思うはず…。

富山県を拠点とした旅行だし、立山駅から向かうか~
どゆこと兄さん

この発想には大きな落とし穴があります。

富山県を拠点とした観光なら一般的には扇沢駅利用での行き方推奨です。

特に車利用なら尚更。

富山県側からでも黒部ダムには行けますが、「こんなはずじゃなかった!」という事態にもなりかねません。

その理由は以下の解説をご覧ください。

引用元:阪神交通社公式サイト

上の画像は黒部ダムまでの道のりを移動手段と所要時間も含め図解化したルートマップです。

実は長野県側からからのほうが黒部ダムまでの距離が近いです。

所要時間と交通費

表はスクロールできます⇔

アクセス表富山県からの行き方長野県からの行き方
立山駅-美女平美女平-室堂室堂-大観峰大観峰-黒部平黒部平-黒部湖黒部湖-黒部ダム黒部ダム-扇沢駅
移動手段立山ケーブルカー高原バス立山トンネルトロリーバス立山ロープウェイ黒部ケーブルカー黒部湖遊覧船ガルベ(or徒歩)関電トンネル電気バス
距離1.3㎞23㎞3.7㎞1.7㎞0.8㎞0.8㎞6.1㎞
所要時間約7分約50分約10分約7分約5分約15分約16分
料金大人960円
(往復1,920円)

小人480円
(往復960円)
大人2,200円
(往復4,400円)

小人1,100円
(往復2,200円)
大人2,200円
(往復3,300円)

小人1,100円
(往復1,650円)
大人1,320円
(往復1,980円)

小人660円
(往復990円)
大人1,050円
(往復1,580円)

小人530円
(往復790円)
遊覧船利用の場合
大人1,100円
小人550円
大人1,570円
(往復2,610円)

小人790円
(往復1,310円)
黒部ダムまでの所要時間(徒歩含む)約2時間45分約21分
黒部ダムまでの交通費大人7,730円(往復13,180円)

小人3,870円(往復6,590円) 

※遊覧船を利用しない場合
大人1,570円
(往復2,610円)

小人790円
(往復1,310円)

所要時間と交通費に注目してください。

所要時間

立山駅から行く場合:片道約2時間45分

扇沢駅から行く場合:片道約21分

交通費(大人片道)

立山駅から行く場合:7,730円

扇沢駅から行く場合:1,570円

見ての通り、長野側からのほうが2時間以上も早く目的地に到着できます。

また大人片道料金では、扇沢駅利用のほうが立山駅利用の5分の1の価格で行ける計算です。

つまり所要時間ならびに交通費のお得さだけで考えると、扇沢駅からのアクセスのほうがおすすめです。

次に、それぞれのアクセス方法がどのような人に向いているかは下記にまとめています。

扇沢駅→黒部ダム

  • リーズナブルに周辺の見どころを押さえたい
  • 黒部ダムが観光できれば満足
  • 時間が限られていて、他にも見たいスポットがある
  • 車で観光したい

立山駅→黒部ダム

  • 1日かけて立山黒部アルペンルートを散策したい
  • 公共交通機関を駆使してじっくり時間をかけて観光したい

観光に時間をかけられる人や立山黒部アルペンルートのハイキングを目的としている人は、富山県側の入口からのアクセスをおすすめします。

つまり、富山県を拠点に観光していたとしてもハイキング目的でなければ、黒部ダムへは長野県側からのアクセス一択と言っても過言ではありません。

黒部ダムを見ることを旅行の一番の目的とするなら、実は長野県を観光の拠点に置くほうが得策なのです。

気温にも注意が必要!?観光時の服装をチェック

標高3,000m級の山々に囲まれる山岳地帯にある黒部ダムは、夏の時期でも肌寒さを感じることもしばしば…。

黒部ダム駅のトンネル内は夏でも気温10℃前後となる場合もあります。

山岳地帯の気温は日常生活圏のそれとは全く異なるため、基本的な服装などの装備は事前にチェックしておきましょう。

春の服装:着脱しやすい服装が便利

引用元:黒部ダム公式サイト

動くと暑くなるので、着脱しやすい上着が便利です。

とは言え、4月は氷点下になることもあるので、防寒対策も念頭に入れて準備しておきましょう。

春でも日差しが強いので帽子は必需品、持っている人はサングラスの持参もおすすめです。

夏の服装:通気性の良い服装がおすすめ

引用元:黒部ダム公式サイト

夏場の気温は20度前後のため、快適な避暑地です。

下界では半袖・半ズボンですが、山の日差しはかなり強いので肌の露出の少ない通気性が良い服装やフチが大きめの帽子がおすすめです。

秋の服装:防寒対策は万全に

引用元:黒部ダム公式サイト

気温は10度前後で肌寒く感じることが多いため、保温性の高い上着やフチの大きい帽子がおすすめです。

また、11月は氷点下になることもあるので防寒対策は十分にしましょう。

乗り物の中は暖房が効いて暖かいですが、一歩外に出るととても寒いです。

雪の上を歩くこともあるため、防水性の滑りにくい靴を履きましょう。

オールシーズン共通の服装・装備・持ち物

階段が多いので、靴は歩きやすいスニーカーがおすすめです。

歩きやすいスニーカーであればスカートでも観光できないことはないですが、風が強いこともあるので肌の露出のないズボン推奨です。

紫外線が強いため、日焼け止めは必ず用意しておきましょう。

雨天時も風が強いことを想定して、傘よりもレインコートがおすすめです。

黒部ダムのアクセスに関するよくある質問

黒部ダムへの行き方に関するQ&Aは以下をご確認ください。

まとめ

黒部ダムへの推奨アクセスと基本的な服装と持ち物を紹介しました。

この記事の内容をチェックして、万全の状態で黒部ダム観光をお楽しみください♪

最後にもう一度本記事の内容をまとめます。

黒部ダムアクセス方法=2パターン

  • 扇沢駅(長野県大町市)からバスで移動
  • 立山駅(富山県立山市)から乗り物を乗り継いで移動

ポイント

立山黒部アルペンルートのハイキング目的でなければ、富山県を拠点とした旅行でも扇沢駅からのアクセス一択です。

扇沢駅からの行き方のほうが移動時間ならびに交通費は大幅に節約できます。

黒部ダムの基本の服装と持ち物

  • 標高が高いので下界よりも気温が低いことに注意
  • 階段が多いのでスニーカーなどの歩きやすい靴を履く
  • 山の日差しは強いので帽子や日焼け止め、有ればサングラスを持参する
  • 風が強いので雨天時は傘よりもレインコート推奨

それではあなたも良い旅を~!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

みーおり
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