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箱根登山鉄道の「宮ノ下駅」から徒歩10分。
堂ヶ島渓谷遊歩道をハイキングしてきました。
箱根の緑豊かな自然を感じられるマイナスイオンたっぷりのハイキングコース。
積極的に身体を動かしながら自然の空気を味わうことでデトックス効果が感じられます。
しかし…
ちょっとの認識の甘さが悲惨な事態を招きかねないので要注意です。
というわけで、堂ヶ島渓谷遊歩道の【魅力】と【体験談も交えた注意点と心構え】をまとめました。
こちらをお読みいただき、あなたの堂ヶ島遊歩道ハイキングがステキな体験になれば嬉しいです。
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箱根の宮ノ下にある観光スポット「堂ヶ島渓谷遊歩道」
箱根登山鉄道の「宮ノ下駅」から徒歩約10分のロケーション。
知る人ぞ知る秘境です。
堂ヶ島渓谷遊歩道とは
全長約1.5kmを1時間程度で歩けるハイキングコースで、緑と川のせせらぎに癒やされる。イギリスの学者チェンバレンが散策を楽しんだことでも知られ、11月中~下旬には渓谷沿いを染める紅葉が美しい。
引用元:箱根町観光協会公式サイト
引用元:まっぷる公式サイト
堂ヶ島渓谷遊歩道はどんなところ?魅力の紹介
私がここを訪れたのは、まだまだ残暑が続く2022年8月末。
天気も良く緑も青々としていて、絶好のハイキング日和でした。
上記マップの宮ノ下側ゲートから散策を開始し、ゴールの底倉側ゲートを目指します。
入口は少しわかりにくいところにありますが、堂ヶ島渓谷遊歩道の看板を発見。
「熊出没注意」の看板は見なかったことにしました。
※散策路を一部工事していたので、人の気配もあるし熊はいないだろうと判断
トトロの世界にありそうな、森の中の道を進んでいきます。
デジタルデトックス最高ですね。
自然が日頃の疲れをリフレッシュさせてくれます。
緑が生い茂っていて、日差しを遮ってくれるのも暑い夏には嬉しいです。
「夢想橋」での風景。
川が流れる音を聞きながら涼しげな雰囲気を感じて歩きます。
水も澄んでいて癒し空間です。
こんな感じで、ところどころに看板があるので道に迷う心配もありません。
堂ヶ島渓谷遊歩道の名物「吊橋」です。
これが見たくて頑張って歩いてきました。
この吊橋、結構揺れてスリル満点です!
重量制限もあり、大人は3人までしか同時に渡れないそうです。
「注意:橋をゆすらないでください」と書いてありますね。
(私、渡りながら飛び跳ねちゃったな…)
吊橋から見る景色というだけで、特別感ありますよね。
吊橋を抜けるとすぐに出口への道へとつながります。
今回の散策の所要時間は約1時間。
箱根の自然を満喫しながら身体を動かして日頃の疲れをリフレッシュすることができました。
堂ヶ島渓谷遊歩道での失敗談
ここまで、堂ヶ島渓谷遊歩道の魅力を紹介してきました。
ここからはその魅力の裏にあった2つの苦悩をお伝えしていきます!
堂ヶ島渓谷遊歩道の注意点
- 想定外の山道
- 渓谷ゆえの散策ルート
※堂ヶ島渓谷遊歩道を否定するものではなく、あくまで私の準備不足による苦悩です。
苦悩①:想定外の山道
素晴らしい景色。
澄んだ空気。
気持ちが高揚する、名物スポットの吊橋。
そしてそこに向かうまでの随所にあるかなり険しい道。
冗談抜きなハードコースです。
いたるところに坂道・階段・砂利道・岩。
ここの道は舗装すらもされていません!
道が悪い…。
この靴(厚底サンダル)で遊歩道全制覇して、我ながらよく耐えきったなと思います。
箱根はまったり温泉のイメージがあるので、運動靴以外の靴で観光する人も多いと思います。
革靴やパンプス、ヒール、サンダルで、この遊歩道に行くのは絶対にやめましょう。
だいぶしんどいと思います…。
そして草がかなり生い茂っているので、かき分けないと前に進めません。
蜘蛛の巣にもひっかかるありさま。
半袖で来たことを後悔しました。
登山をするつもりで服装は選んだほうが良いでしょう。
そういえば、私の後ろを歩いていた老夫婦、序盤で来た道を引き返していましたね…。
苦悩②:渓谷ゆえの散策ルート
堂ヶ島渓谷遊歩道という名のとおり、ここは渓谷。
つまりは行きはひたすら下り道、帰りはひたすら登り道というわけです。
引用元:まっぷる公式サイト
吊橋~底倉側ゲートのラストスパートの登りが結構大変でした。
ただ、この地図見ていただくとわかりますが、宮ノ下側ゲート~夢想橋までの道が長いんです。
私が訪れたときには夢想橋までただひたすら下るだけでしたが、出入り口を逆にするとラストスパートが地獄の登り階段となるわけです。
たまたま選んだルートがまだ楽だったものの、下調べは必要だと感じました。
ノリで行くには過酷すぎるハイキングコースでした…。
実際に遊歩道を散策した学び
堂ヶ島渓谷遊歩道を歩くための、体験談から2点の苦悩を紹介しました。
以上のことからの教訓は、
「遊歩道」という、親しみ感ある言葉に騙されてはいけない
ということ。
遊歩道と聞くと「軽めのお散歩感覚で楽しめる道」くらいに捉えてしまいがちですが、結構がっつりハイキングコースです。
温泉観光の延長線でゆったりとした服装で行くと、だいぶ悲惨なことになりますので動きやすい服装で楽しみましょう。
あとは、やはり下調べは大事ですね。
「堂ヶ島渓谷遊歩道」とググると、“軽い気持ちで行くと後悔する”、“遊歩と呼ぶわりにかなり険しい”などという口コミが出てきます。
行く前にチェックしておけば、また違った選択肢があったのかもしれません。
デート目的のカップルや小さいお子さん連れのファミリーは行かないほうが良さそうだなと思いました。
あとは雨が降った次の日もかなり道が悪い可能性があります。
あのとき歩いてきた道がぬかるんでいると思うと私は歩ききれる自信ないですね…
とはいえ、魅力的な場所ということには変わりはないです。
しっかり事前準備をした上で行けば、箱根の壮大な自然のもと適度な運動でリフレッシュできる素晴らしいスポットです!
堂ヶ島渓谷遊歩道のアクセス
最後にアクセスの紹介です。
車の場合は、近くにパーキングがあまりないので近場のホテルに宿泊してホテルの駐車場を利用するのがベストです。
電車
箱根湯本駅から箱根登山鉄道(強羅行)約30分「宮ノ下駅」下車、徒歩約10分
バス
箱根湯本駅から湖尻・桃源台・元箱根方面行き「宮ノ下駅」下車、徒歩約10分
堂ヶ島渓谷遊歩道 | |
住所 | 〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下 |
電話番号 | ー |
駐車場 | なし |
まとめ:アクティブに観光するならおすすめ!
以上、堂ヶ島渓谷遊歩道の紹介でした。
個人的には、わざわざ箱根に来てまで選んで行く場所ではないかなとも思います。
が、せっかく箱根宮ノ下周辺に来たなら万全の準備で行ってみるのもまた一興です。
豊かな自然の中で身体を動かして、日常の疲れを癒す良い気分転換になりますよ。
それではあなたも良い旅を~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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